【のだめカンタービレ①】オクレール先生が伝えたかったこととは?〜音楽の意志


「音楽の意志に従う」
このことを、とてもよく表現した有名な物語があります。
それは「のだめカンタービレ」です。
最も優秀なピアノの先生は共通してこう言います。
「音楽の声を聞きなさい!」
つまり最も従うべきは、先生でもなく、そして作者のショパンやモーツアルトでもなく、
「音楽の意志に従いなさい」と言います。

このことを、とてもよく表現した有名な物語。
それは「のだめカンタービレ」なのです。
のだめがパリに留学し、恋人のすれ違いともう一つ、
自分自身の才能と向き合うことで激しく苦悩します。

そこでオクレール先生は
「シューベルトさんはなんて言いたいのかな?」
とやさしくのだめに問います。
そしてこれが解らないとダメになるという厳しいことを言います。
まさにオクレール先生は、
音楽の意志を聴きなさい
と言ったのです。

シューベルトではなく、シューベルトが受け取った音楽の意志、
そうして生まれたその曲の意志を、聴こうとしなさいと言ったのです。
恋人への劣等感と、
恋人をとられまい
という、
嫉妬心をモチベーションにするのではダメになるので、
なんとかして、この境地を教えたかったんですね!
これを理解しないまま、どんなに世間で名声を受けたとしても、
それは本物の音楽家になった訳では無いと、
伝えたかったんだと思います。
今これを解らないと2度とその機会は訪れないと、
オクレール先生は学ばせたかったんですね!
その一方物語中に何度も、
神懸かったようにショパンの革命を弾くシーンがあります。
のだめは小さい頃からこの難曲を完璧に弾きこましてきました。
ショパンが感じ取り譜面にした、「革命」という曲の意志を完璧に感じ取り、
弾けばその意志と一体となって弾くことが、
のだめちゃんには当たり前になっていたんですね!

私たちのたった一つの理念
それは
「音楽の意志と共にあれ」
です。

こどもさん用のメソッド
「プリーズプリー」「リトルヒーロー」「マジックハーモニー」
を通して即興演奏に触れて欲しいのは、
音楽の意志と共にあることを知り、
それを知った上で、音楽を生涯楽しんでいって欲しいからです。

もちろん、和声力などの音楽力を身につけるためにそれらはあります。
しかし真の目的は、音楽を楽しんでいく人に、
この音楽の意志と共にあるという生き方を、
是非おすすめしたいからです。

あらゆるメソッド、教育法も、教材も、
全て人間が造ったものです。
補えないものもあったり、後になって間違えであることもあります。

しかし音楽そのものに従うと言う心はどうでしょう?

音楽を愛する人でこのことに共感しない人など、一人もいないでしょう。
意見が割れたり、対立することもありません。
誰もが共感するはずです。
音楽家はなんであるか?
私たちはこう思います。

「音楽の意志を知り続け、
どこまでも歩き続ける旅人である。」

私たちの究極の夢は非常にシンプルです。
音楽の意志を知る音楽家を全力で応援したいのです。
長い長いお話を最後まで読んでくださり、
誠にありがとうございます。

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